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床を清潔に

平ボディーであればある程度は致し方ありませんが、ウイング車やバン車では、床をきれいに保つのは当然のことです。しかしながらトラックの荷台には様々な 貨物が載ります。時には水分や油分が残ることもあるでしょう。また庫内ににおいが残ることもあります。経済性や効率を考えると、ワンウエイでの輸送は今や あり得ません。したがって汚れやにおいは出来るだけ排除しなくてはなりません。ところが木製の床では、汚れは汚れとして残り、においもすぐには消えませ ん。TCDSの床であれば、この汚れはウエスでさっと一拭きですし、樹脂とアルミの床であれば、においも残りにくいのです。

また、木製床では木くずが発生します。細かい木くずは貨物に付着して倉庫に侵入します。このために樹脂パレットと鉄板の床の指定をする荷主も少なからず存 在します。樹脂パレットならまだしも、鉄板床は滑りやすい上に積載が落ちます。TCDSならどうでしょうか?これで問題解決です。

今はまだ実用化されていませんが、TCDSには素材に銀イオンを混ぜ、抗菌性を機能として持たせることも可能です。食品輸送や食品容器輸送の可能性は広がります。これも無機の素材であるから出来ること。今まで諦めていたいろんな事が可能になってきます。