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環境性能

床材の原料となるポリスチレン樹脂(PS)はGPPS(剛性材料)とHIPS(耐衝撃性材料)の任意配合により、中衝撃性ポリスチレンとして使用されることが多い樹脂です。使用済み後はリサイクルによって再び製品として生まれ変わる環境コストのかからない製品です。そのリサイクル回数は無限です。またブラケットとして使用されるアルミも同様にリサイクルできる材料です。

一方で木材は産地や天候、使用される部位に左右されるために品質が安定せず、伐採制限によるコスト増加が課題になっています。高コストになりつつある木材は、二酸化炭素排出にも影響してきます。木材の伐採を防ぐことは二酸化炭素の吸収量を増やし、また木材を海外から輸入することによる二酸化炭素の発生を抑制します。一部を除き、使用後は廃材となった木材を燃やすか管理型処分場での埋め立てしかありません。木材は燃やすとその体積の7割が二酸化炭素になります。木材を輸入し、そして最終的に燃やすことは、二酸化炭素を輸入していることに等しいのです。

TCDSへのシフトは二酸化炭素排出削減を具現化し、使用後のリサイクルによって更に環境を保護します。自然保護や環境保護は企業イメージのアップにも繋がります。 公共のインフラを活用するトラックだからこそ、環境問題に配慮したいですね。最近はそういったお考えの荷主様や物流事業者様は増えてきました。

またTCDSのリサイクルの取り組みとして、関東の一都六県と静岡県の中間処理業者をご紹介させていただいています。今後も各県での処理業者の開拓を行い、より安心してお使いいただけるよう努めて参ります。