オービトロン フリクションフリーシステム パワーモジュールM10 GーSPECをテストして

オービトロン フリクションフリーシステム パワーモジュール M2とM10 GーSPECを体験されたお客様の感想をいただきましたので、掲載いたします。 今回いただいた評価はM10 GーSPECです。

 

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お世話になります。 パワーモジュールを週末の2日間、楽しくテストさせていただきました。 M10G-SPECについて、M2との比較感想です。 全体的にパワフルになったと表現するのが適しています。 排気量をアップさせた様な感覚! ハーレーダビットソンを長く乗っている人だと解るかもしれませんが、ひとつ新しいモデルに乗り換えた様な雰囲気! 「M2」でも十分に感じ取る事が出来たスムーズなエンジン回転の上昇と滑らかな加速感、風の抵抗を感じなくなり気持が良いくらいに安定した高速クルージングと軽快な追い越し加速。 「M10G-SPEC」は、低速から高速まで全体的にパワフルに加速感が増していて、回転がスムーズに伸びていきます。 高速走行ではまだまだ更にスピードが伸びていく感じですが、 公道走行では確認する事は出来ないのが残念です。

「M2」装着時には、エンジンはスムーズになり車体が滑らかに軽快に変化するのを感じました。 「M10G-SPEC」は、それらに加えて更にエンジンがパワフルになって余裕が生まれる感じです。 まるでチューニングを変化させたかの様なこの違いは、比較してみないと味わえませんが、それぞれに違う魅力があって、どのモデルを選ぶかが悩ましいところです。

最後にもうひとつ、テストを終えて車体からパワーモジュールを取り外すと、見事なまでに元に戻ってしまって、風の抵抗を諸に受ける様になりました。 加速は鈍くなり横風に煽られて足元をすくわれそうになる恐怖を感じたときに、テスト当日が風の強い天候だったのだと気付かされました。

今回の2機種でのハッキリした特性の違いから、普段使いで街中の乗り易さとのんびりツーリングでの快適性を求める私のライディングスタイルには、「M2」の特性の方が合っていると感じました。 「M10G-SPEC」では、少々オーバースペックの様で、性能を楽しむには周囲の白バイや覆面パトカーを気にしなくてはいけなくなりそうです。 貴重な機会をありがとうございました。 今回の比較デストで価格以外の点でも改めて「M2」を購入しようと決めたのですが、正直こんなに違いが明確に体感できるとは思っていませんでした。 そうなると、どうしても気になってくるのが「M4」なのです。 「M4」もテストさせていただけないでしょうか・・・・?

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*オービトロンとは、自動車やオートバイの静電気を中和・減少させることで、走行中のフリクションを低減する技術です。

ランドマスターは、静電気低減技術「オービトロン」の開発メーカーです。