カタログに掲載していないオービトロン製品

オービトロン製品はカーパーツとして数多くラインナップされています。しかしカタログに掲載されているものがすべてではありません。

写真の網状の製品はパワーネットラジアンと呼んでいます。実はパワーネットラジアンはオービトロンの基礎となる製品で、当初はエアクリーナーボックス内壁に貼り付けたり、オートバイのフレームに巻いたりしていました。初期のオービトロンは、ほぼこれだけだったと言っても良いでしょう。ただ商品としての美観にかけるため、掲載はしていません。パワーネットラジアンは、当社のウェブショップでも販売をしています。中には毎回これだけしか購入しないお客様もいらっしゃって大変不思議に思っていますが、もしかしたらオービトロン製品の使い方をよくご存じで、私たちよりも進んだ使い方をしているのかも知れません。

右に出ている帯状のものはパワーバンドと呼んでいて、排気管に巻き付けるものです。ベースは金属の繊維になっていて、高い熱にも耐えます。この繊維は特殊な繊維で、普通には見かけることは無いでしょう。表面にはオービトロンが塗られています。装着して最初のうちは、煙と特有の臭いが出ます。煙は悪い影響はありませんが、信号で停車するとモクモクと煙がうっすら出るので、美観のこともあって製品にはしていません。当社では製品にはしていませんが、大阪のR-styleさんがReal Python Duoという名称でチタンマフラーを製造していますが、そのマフラーで採用されています。実際に馬力計測をしていますが、性能変化が出ています。カプセル状にしてパワーバンドをマフラー内部にセットしていますので、このマフラーでは臭いも煙も出ません。このパワーバンドがどれだけ違うかですが、過去にこの製品をコースを使ってオートバイでテストしましたが、取り付けが甘くて走行中に脱落してしまいました。テストライダーがいきなりピットインしてきたのでどうしたのか理由を聞いたら、突然出力特性も音も変化があったので確認でピットインしたということでした。これ自体は軽く、落下音もしません。マフラーのサイレンサーの手前でしたから、走行中は目で確認することも手で触ることもできません。それだけの変化があるということになります。

これ以外にもまだ商品化できていない製品はたくさんあるのですが、いずれきちんとカタログに掲載されるようになるでしょう。実際のところテストしている商品は、数え切れないほどあります。

*オービトロンとは、自動車やオートバイの静電気を中和・減少させることで、走行中のフリクションを低減する技術です。 車やバイクを 今よりもっとワクワク楽しく! ランドマスターは、静電気低減技術「オービトロン」の開発メーカーです。