先日の試作品は

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仕事で使っているMAZDA CX-5ディーゼルのエンジンルームです。
右の吸気ダクトにも試作品が装着されていますが、先日アップした試作品はこちらではありません。
エンジンのカバーの右奥に見えています。
 
 
 
 
 
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実は、ブローバイガスのホースに巻くオービトロン製品なんですね。
ここに簡単に巻いてみました。
 
 
 
 
オービトロンの効果は、装着直後よりも時間が経過した方が効果が大きくなるのですが、こちらも同様です。
昨日も走行テストを行いましたが、装着前と比べると回転の上昇が早く、アクセルオフにしたときのフリクションの感じ方はかなり減っていました。
これから様々な素材を使って試作品を作り、テストを繰り返します。
今は試作品のレベルでカモフラージュのためにアルミ耐熱テープで覆っていますが、サイズや素材の変更も行っていきますし、当然このままの外観というわけにはいきませんから、製品化する頃には見た目もかなり良くなっているでしょう。
 
ブローバイホースに装着するカスタムパーツとして、クランクケース内圧を調整する「内圧コントロールバルブ」というものがあります。
これはレースによってはレギュレーションで使用できないのですが、これならば装着可能です。
しかもメンテナンスは必要ありません。
超高速域からの急激な減速では車体の挙動が不安定になりがちですが、これによって緩和される可能性があります。
また回転上昇に早さは、レースでは有利ですね。
もちろん一般道を走行する車両においても、これらはメリットになります。
 
それからもう一つ。
液体系のオービトロンでも新製品の開発が始まっています。
こちらもいずれ記事にしたいと思います。