オービトロン フェライトコアの耐久性

製品説明にも記載していますが、オービトロン フェライトコアの中にある金属板は、水に対しての耐久性がありません。このため、水分や湿気などによって錆びる可能性があり、そうなると性能が発揮できません。ただどの程度なのか、確認のために実験をしています。

 

 

マツダCXー5のエンジンルームにセットしている実験中のマイクロリアクターに装着しています。市販品と一切変わらりませんが、何の養生もせずに使用しています。7月13日に装着して8月3日に確認しました。

 

 

この状態ですので、装着時との変化はありません。継続して観察を行います。

 

 

 

 

 

こちらはBMW R1200RSに装着しているものです。赤いフレームの影にもう一つあります。位置としてはシート下のサスペンションの横のあたり。後輪タイヤの前に位置します。この位置にむき出しで装着しています。7月13日にオービトロン フェライトコアを装着し、その後1400km走行しました。途中、小雨の中を50kmほど、ウエット路面を合計で100kmほど走行しました。水しぶきはかなり浴びています。更に走行の翌週の7月21日に洗車を行っています。この部分に圧力のかかった水を大量にかけています。普段の洗車と全く変わらない状況です。

 

 

8月3日に確認です。走行中の泥混じりの水しぶきの影響を受けていることがわかります。

 

 

確認しましたが中の金属板には何の変化もありません。試験を継続して、確認を行います。

 

 

オービトロン フェライトコアに使われている金属板は腐食性が高いのですが、ケーブルとの間に隙間が無く、水の浸入が無かったと思われます。ループ巻きや、取り付けが緩い場合は、錆が発生していた可能性があります。説明に記載の通り、腐食性は高いので、取り付け時にはしっかりした養生をされることを推奨しています。