オービトロン マイクロリアクターの表記について

マイクロリアクターにはある表記があります。外から確認できるものとしては、筐体側面の番号です。上のM1が123、下のG1が322です。これは製造時期を表すものです。当社でテスト品として貸出をしているものは、ナイトミーティングなどで使用するもの、企業様向けのテスト品は最新のモデルを使っています。企業様向けのテスト品に関しては、採用の可否を決定づけることになりますし、採用が決まってから仕様変更はできないからという理由からです。一方で依頼を受けて発送するユーザー様向けテスト品はM1やG1開発初期のモデルです。これは取扱不良によって傷がついても良いようにと配慮しているためです。この数字の謎は公開していませんので、もし知りたい方がいたらミーティングの時にでも聞いてみてください。

既にマテリアルは612通りの試作をしており、その中で採用されたのは10種類です。つまりマイクロリアクターは同じ型番の中でこの1年の間に10回のバージョンアップをしたことになります。筐体底部のネジの色や素材、筐体内部に入っている記号番号で把握しています。

これらはマイクロリアクターのちょっとした秘密です。