今年も全日本選手権が始まりました。今年から3月のスタートになった全日本選手権ですが、気温の低さに翻弄されたレースになりました。9日(土)予選、10日(日)は14周の超スプリントの決勝ですが、予選は時折雪が舞うという状況の中、大会側の判断(？)で中止となりました。当社がサポートしている中冨選手はダンロップのST1000タイヤの開発で極寒の雪の舞うサーキットでの走行を繰り返していますので、リスクはあるものの練習走行の段階から好調でした。予選中止のために前日の2分9秒222のベストタイムから決勝は17番グリッドからスタートすることになります。
中冨選手は今年もST1000用のダンロップタイヤの開発を目的にJSB1000の参戦しており、JSB1000マシンの中でST1000のマシンを走らせます。今年からは自分のチームとなったことから、心機一転で臨みます。
翌日曜日の決勝は、雪は舞うことはありませんでしたが相変わらずの気温の低さです。練習走行の段階から転倒が多かったので事故に巻き込まれるのを恐れましたが、今までのレースでもそれは同じ。できるだけリスクを避けて完走を目指します。スタートして順調に周回を重ねていたところ、最終コーナーで転倒があり赤旗中断、レースは再スタートになりました。
その後レースは再開され、順調に周回を重ね14位でフィニッシュしてポイントゲット。今シーズンの鈴鹿での目標タイムに近い2分8秒709を出して第一戦は終了となりました。
第二戦は4月13日(土)と14日(日)にモビリティーリゾートモテギで開催されます。
