2021MFJ全日本選手権シリーズ第5戦 JSB1000

7月17日と18日に三重県の鈴鹿サーキットで開催された全日本ロードレース選手権に、当社がサポートする中冨伸一選手が出場しました。本来であればこの時期は鈴鹿8時間耐久レースが開催されるのですが、新型コロナウイルスの影響で11月にスケジュール変更されたため、7月に開催されることになりました。

中冨伸一選手はタイヤの開発というミッションを背負っての参戦で、他選手と条件が異なります。今回も実戦でのタイヤテストが目的のRaceです。

気温も上昇し路面温度も高い状態での予選。当然タイヤのグリップにも影響が出ます。アタックラップ中に赤旗がでたために中断されましたが、もう少し順位を上げられた可能性もあります。結果17位でRace1に進むことになります。条件は厳しかったものの14位で終えることができました。

18日のRace2は、その前に行われたST600のRaceで、突然の雨のためにスタートが遅れるというアクシデントがありました。このためRace2でもその心配がありましたが、鈴鹿サーキットの上空を避けるように雨雲が通過したため、ドライ路面でのRaceとなりました。Race2は14番グリッドからスタート。安定したタイムで集会を重ね、15位でゴールしました。

今回は新作のパワーモジュールF22 GーSpecとマイクロリアクタークアッドのテストも兼ねていましたが、中冨選手からの評価も高く、コースコンディションやマシンの状態によって使い分けして行く様です。今後は更に新作のF22 GLiを投入する予定です。

次回のRaceは9月4日と5日の岡山国際サーキットです。

 

 

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