静電気で不快な思いをしないために

静電気で不快な思いをしたことがあるという方は多いのではないでしょうか?静電気を感じる場面は人それぞれですが、車を利用する際に感じる静電気にお悩みの方もいらっしゃるかと思います。静電気対策用カーパーツの利用と併せて、知っておくと役立つ静電気にまつわる豆知識についてご紹介します。

 

どんな時に静電気は発生しやすい?

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静電気は、帯電することで発生しやすくなります。静電気の引き金となる帯電には、二つの物体が擦れる(摩擦)もしくは接触することで発生する摩擦帯電、物体同士が触れ合うことで発生する接触帯電、重なり合う物体が剥離する時に発生する剥離帯電があります。

静電気が発生しやすい環境的状況としては、湿度と気温の低い環境が挙げられます。そのため、冬場は衣服の着脱、マフラーや帽子の着脱などを通して体が帯電しやすいので、静電気を感じることが多い傾向にあります。

 車で静電気を感じる人は多い!?

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静電気は、歩行時の床とシューズのズレでも発生します。

特に乗車中は、体や着ている服と座席シートが擦れることで摩擦が発生します。乗車前だけでなく、乗車中も無意識のうちに帯電しているので、車のドアなど金属部分を触った瞬間に静電気が流れ、静電気特有の痛みを感じてしまいます。乾燥している日は、車内も乾燥しやすく、より静電気を感じやすい状況になります。

 不快な静電気にはポイントを押さえた対策を

不快な静電気を防ぐには、「溜めない」「上手に逃がす」ことがポイントです。

静電気を溜めないための対策としては、湿度を上げる、衣服の組み合わせを工夫するなどが挙げられます。ツルツルした生地の上にセーターなどの毛糸素材の服を重ね着すると摩擦が大きくなり、静電気が発生しやすくなります。静電気が気になる時には、ナイロンやアクリルなどの化学繊維の服よりも、麻や綿といった天然繊維の服がおすすめです。

また、ドアを掴む時、指先だけで触れると指先という小さな範囲で静電気を受けてしまうため、衝撃が大きくなります。ドアに触れる時は、手の平全体で触れるようにすると静電気による衝撃を緩和できます。ドアに触れるのが怖いという場合は、濡らしたハンカチやタオルでドアに触れる、革製の手袋を着用するとドアに直接触れずに済みます。

 

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