和歌山利宏氏の、オービトロン パワーモジュールG8レポート

201618193428.jpg
昨年、モーターサイクルジャーナリストの和歌山利宏氏に、オービトロンパワーモジュールG8をお渡ししていたのですがレポートが届きましたのでご紹介いたします。
 
私はすでに愛車にパワーチップを装着済みで、それをパワーモジュールに付け換えても、最初はさしたる感激はなかったというのが正直なところである。
おそらくは、パワーチップを装着したときの印象が強烈なことに加え、オイルやクーラントへの添加剤などですでにオービトロン効果も高まっていたからであろう。
でも、これは無理もないのだろう。
すぐには静電気除去効果がピークまで高まらないのだそうだ。
 
しばし効果を待つことにしたが、3日ほど経って、思わぬ効果が生まれた。
クルマ特有の室内の匂いが消え、さわやかな清涼感さえ漂わせているのである。
妻は敏感でそうした匂いを嫌うのだが、その清涼感を気に入ったほどである。
 
1週間以上経っての走りは、とにかくクルマそのものが上質になった印象だった。
サスも車体もスムーズに動き、心地良いのである。
100km/h以上での走行になると、風損抵抗が高まり、違いはさほどでもないが、特に80km/h以下では、抵抗なく車体が転がっていくという感じで、いかにも燃費も良さそうなフィーリングである。
そのため、燃費は80km/h程度の経済運転で20%程度アップ。
110km/h程度での走行だと数%アップといったところだ。
また、これまで走行中トップギヤでは1500rpm以上に回転が上がってしまいがちだったのだが、条件によっては1000rpmからでも走れるようになり、フリクション効果を実感した次第である。
 
ただ、一度、著しく効果が低減し、むしろ悪いフィーリングが出たことがあった。
そのときは燃料計の針も目に見えて下がってくる始末であった。
気になって、リヤシート下のバッテリー部を点検すると、バッテリーのサイドに両面テープで装着したパワーモジュールが剥がれ、垂れ下がっていた。
走行中はボディ下部(金属)と振動で接触し、逆に静電気を増加させていたのかもしれない。
 
 
 
いただいたレポートをそのまま掲載しました。
最後の効果が落ちた原因は、やはり車体の金属部分への直接接触によって発生した干渉によるものと判断しています。
これは他車両でも同様の事例が発生しています。
また旧パワーチップやパワーモジュールの複数装着などでも同じような現象が発生していて、バッテリーマイナス端子への装着は、単独での装着を推奨しています。