オービトロン パワーモジュールとリアクターナノの違い

オービトロンには、車のバッテリーのマイナスターミナルに接続することで自動車の能力を高め、本来の能力に近づけるための装置「パワーモジュール」というものがあります。パワーモジュールは、作りだした電子を電位差を利用して車体の各部に送り込んで行く装置です。

オービトロンのパワーモジュール系パーツは、大きく分けて3種類になります。パワーモジュールとリアクターナノとマイクロリアクターです。マイクロリアクターは試験販売となりますので、主にパワーモジュールとリアクターナノについてご説明をいたします。

パワーモジュールもリアクターナノも、中にはコアという極板が層状になって入っています。このコアはエネルギー発生の源であり、コアのサイズと枚数で性能が決まります。例えばM2ですが、筐体の表面に6×2と書かれていますが、これは6㎠のコアが2枚という意味で、トータルで12㎠ということになります。ちなみに、MやGやRは、コアの1枚当たりの面積を表しています。R20 G-Specの場合は60×20ですから1,200㎠ということになります。M2とR20 G-spec では圧倒的な違いですね。じゃG-Specは何が違うの?となりますが、これは触媒が異なります。G-Specの触媒は、エネルギーレベルを高めるためのものです。写真の中にM4とM4 G-Specがありますが、コアのサイズは同じです。しかしG-Spec触媒はとても能力が高いのです。たとえて言うなら、同じ排気量のノーマルアスピレーションエンジンとターボエンジンの違いという感じでしょうか。

リアクターナノシリーズも、パワーモジュールと同様のコアを使用しています。パワーモジュールとの大きな違いは、エネルギーの方向を揃えて押し出すアクセラレータが内蔵されていないことです。その分だけ簡素化されており、また樹脂筐体を使うことで、組み立て上の行程を省くことができます。これが低価格の秘密です。オートバイのような小さな車体の場合はアクセラレータが無くてもデメリットは少ないのですが、乗用車になると車体が大きいので、パワー不足感がでてきます。さすがにナノ2では大容量ですので、それでも十分と言えるくらいの能力を発揮します。ナノZEROは、ミニバイク用に開発したモデルです。本体能力が低いので、配線を工夫しました。普通のケーブルでは無く、電極をそのまま取り出しました。ダイレクトカップリング方式でエネルギー供給の効率を上げましたので、小さいながら効果を発揮するわけです。

さて、リアクターナノの面白い使い方をご紹介します。それは、パワーモジュールとの組み合わせです。パワーモジュールにはアクセラレータがあるけど、リアクターナノには無いとお話しをしました。パワーモジュールと組み合わせて使用することで、そのアクセラレータの効果でリアクターナノのエネルギーを引っ張り出すのです。水で言うサイフォン管現象のような感じでしょうか?元々リアクターナノは同じくらいの筐体サイズのパワーモジュールと同等の能力は持っていますので、これをうまく引っ張り出せれば能力は非常に高いのです。パワーモジュールのバイプレイヤーとしてもとても優秀です。

もう一つ、同様の装置としてマイクロリアクターがあります。試験的にいくつか販売をいたしましたが、装着された方はその効果にビックリされます。マイクロリアクターは、他がコアを使うのと異なり「ストーン」を使用します。デュアルの場合はこのストーンが2個入っています。これをオービトロンの触媒とレアアースの金属板と貴金属でラミネートし、更に貴金属のケーブルで外に出しています。端子も異なります。もちろんアクセラレータは使っています。現在はGLiという使用になっています。もちろん規格外の性能ですが、レアアースの貴金属が希少で、今後は入手できなくなる恐れがあります。このストーンももう残りが少なくなっています。ストーンは開発中ですが、目処が立っていません。この希少さ故に、試験販売でしか出せないのです。

たまに聞かれるのですが、「電気は電子の集まりだから、パワーモジュールで電子が出て車体を回っても何も変わらないんじゃ無いですか?」と。一般的に電子の集まりでできた電気は、量子力学的な効果が観測できない領域で使用していますので、パワーモジュールの持つエネルギーとはまったく異なります。テスト品もご用意していますので、1度試してみてください。

https://www.landmaster.co.jp/shop/products/list.php?category_id=4

 

オービトロンとは、自動車やオートバイの静電気を中和・減少させることで、走行中のフリクションを低減する技術です。 車やバイクを 今よりもっとワクワク楽しく! ランドマスターは、静電気低減の特許技術を使ったカスタムパーツ「オービトロン」の開発メーカーです。

 

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