オービトロン スーパーエステルとは

オービトロン スーパーエステルはエンジンオイル添加剤です。使用されているオイルは、エンジンオイルでグループⅤのベースオイルとして使われるエステルです。このエステルは、モノ、ジ、ポリオール、コンプレックスなど種類があり、製造しているメーカーはライオン、花王、ミヨシ油脂、日油、クローダ、BASFなどです。当社では、多くのベースオイルの中から最適な1種類を選択、オービトロンのスーパーエステルの原料としています。

他のエンジンオイル添加剤の多くは、潤滑効率を上げるための様々な化学薬品を添加して作られていますが、当社のスーパーエステルは、純粋にエステルのみです。このエステルに特殊な加工を施し、オービトロン処理をすることで、使用しているエンジンオイルの能力を高める事が可能です。

グループVのエンジンオイルは、ほとんどの種類がエステルベースです。エステルは金属に吸着するという性質があるため、粘度を低くしても潤滑性能を確保できます。また高温下でも油膜保護性能が強いため、エンジンオイルとして非常に適していると言えるでしょう。粘度調整のためにポリマー(樹脂)を使用しないので、高温下でポリマーが機能を失うことがありません。ポリマーが壊れてしまうとエンジンオイルは粘度を失い、スラッジとしてエンジン内部にたまっていきます。エステルベースのエンジンオイルは、エステルであるが故に高い潤滑性能と高温下でも耐えられる耐久性を持っています。

当社のスーパーエステルはオービトロン処理によって、エステルの強い油膜保護性能と高い潤滑力を更に向上させています。またエンジン内部からオービトロン効果を発揮することによって、フリクションの低減を実現しています。

さて、写真右側に黒いボトルがありますが、これは更に能力の高いスーパーエステルG-spec です。スーパーエステルG-spec は、スーパーエステルにグラフェンを分散配合した製品です。グラフェンは、フラーレンやカーボンナノチューブと同じ最先端のカーボンナノ素材です。フラーレンやカーボンナノチューブが3次元の形状であるのと異なりグラフェンは2次元の素材であり、機械部品の摺動によって更に薄く剥がれていきます。そして潤滑油内で細かな部品の隙間に入り込み、高い潤滑効果を上げます。このグラフェンを潤滑剤として製品化したのは当社が世界初であり、現在のところ唯一の製品です。グラフェンは、エステルとともにオービトロンの強い効果を実現するために必要な素材です。

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オービトロンとは、自動車やオートバイの静電気を中和・減少させることで、走行中のフリクションを低減する技術です。 車やバイクを 今よりもっとワクワク楽しく! ランドマスターは、静電気低減の特許技術を使ったカスタムパーツ「オービトロン」の開発メーカーです。