もう迷わない!エンジンオイルの正しい選び方

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様々なメーカーから種類豊富に販売されているエンジンオイル。違いが分からず、交換の際に「とりあえず高いものを選んでおけば間違いないだろう」「おすすめ・人気と書かれているから」といった安易な方法でエンジンオイルを選んでいませんか?
エンジンオイルはどれも同じではないため、お使いの車に合わなければ、エンジンのポテンシャルを十分に発揮することができなくなってしまいます。

 安いオイルと高いオイルは何が違うの?

鉱物油

原油から石油を取り出した後の残油を精製したもので、コストパフォーマンスに優れているスタンダードなオイルです。
酸化しやすく熱に弱いといった特徴を持っているため、街乗りでの走行に向いています。

部分合成油・全合成油

石油由来の成分から合成されたオイルです。コストパフォーマンスと品質の点において優れていると言えます。
日常的に使用している車、遠出をする機会が多い車に向いています。

化学合成油

エステル系のベースオイルをブレンドした最高級エンジンオイルです。
ベースオイルのエステルが高価なためコストは高くなりますが、金属への吸着性が高く、
薄く強固な油膜を形成するために、エンジンの負担が少なく軽快になるのが特徴です。
耐熱性が高く、冬場でもエンジンの始動性が良いといったメリットがあります。

愛車に合ったエンジンオイルを選ぼう!

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車やバイクを長持ちさせたいという気持ちから、「高品質・高性能の化学合成油を選ぼう!」という方は多いかと思いますが、化学合成油が愛車に合わないケースもあります。
例えば、年式の古いクラシックカーなどはシールやガスケットが化学合成油に対応していないため、化学合成油を入れるとオイルのにじみや漏れなどのエンジントラブルを引き起こしてしまう可能性が考えられます。

エンジンオイルを選ぶ際には、エンジンオイルの品質や価格だけでなく、自動車の年式・使用用途・環境なども考慮することが大切です。

 

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