オービトロンの潤滑剤開発とパワーモジュールのフリクション低減効果

オービトロン潤滑油のテストは続きます。開発中のオービトロン潤滑剤と、オービトロン パワーモジュール系装置を取り付けた場合の比較について動画にまとめました。 前回まではSUS403を使ったテストピースでしたが、今回はより条件の悪いSUS304 を使っています。 SUS403のときは削れた表面は滑らかでしたが、SUS304は傷がいくつも出来る上に金属がめくれたりして、条件の悪さが目立ちました。

①オービトロン潤滑剤 STD 改良しました
②オービトロン潤滑剤 SPL1 改良しました
③オービトロン潤滑剤 SPL2 製品版SPLはこちらになる可能性アリ
④無潤滑+マイクロリアクタークアッド  

 

STDとSPL1 を製品にする予定でしたが、SPL1の原材料の入手が困難で、粘度の高いSPL2に希釈液を少量使ってみました。しかし希釈液による性能低下が大きいので、希釈液は使わない方向で開発します。ただしその場合はSPL1よりも粘度が高くなってしまい、フリクション低減には不利になります。 SPL1はプロ用非売品として、SPL2は市販用として検討していきます。

今回は潤滑油のテストの最後に、マイクロリアクターを使ったらどうなるのかをテストしました。 通常、パワーモジュール系だと効果を出すのに時間がかかりますし、ましてバッテリーに繋いでいないので尚更です。 即効性を出すのに、最高峰のマイクロリアクターのクアッドを装着しました。 無潤滑の状態でもフリクションを下げます。

 

 

オービトロンとは、自動車やオートバイの静電気を中和・減少させることで、走行中のフリクションを低減する技術です。 車やバイクを 今よりもっとワクワク楽しく! ランドマスターは、静電気低減の特許技術を使ったカスタムパーツ「オービトロン」の開発メーカーです。